嘉永五年(一八五二年)建立

信濃・近江・大阪を始め楯岡・白岩などの寄進者で出羽三山のうち湯殿山信仰の講中で建立された。

天正七年(一五八〇年)八月山形城主最上義光公が重病にかかった時、義光が湯殿山に串帳神馬、上紅一貫二百を奉斎して、病気平癒祈願し全快した事から湯殿山を深く信仰するようになり、この事があってから湯殿山参りが盛んになった。